【新唐人2014年2月15日付ニュース】中国国営テレビの「中央テレビ」が先日、広東省東莞市の性産業の潜入報道を行った後、大規模な取り締まりが展開されましたが、中央テレビや当局への批判が絶えません。
2月9日、中央テレビのある報道番組が、東莞市の売春やストリップ、マッサージなどの性産業の実態を暴露し、中国全土に大きな物議を醸しました。ネットでも議論が噴出しています。
しかしネットは中央テレビへの批判であふれました。
大陸ブログ作家 劉逸明さん
「中央テレビは大妓楼です。多くの女子アナは高官と結婚するか、囲われています。性産業を批判する資格はありません」
9日だけで、地元当局は6500人以上の警官を動員し、市全体のサウナやマッサージ店を同時に取り締まりました。
広東省ネットユーザー 関さん
「東莞市は性の都です。警察も知っていたはず。後ろ盾もいたでしょう。今さら大規模に取り締まるのは何か裏があります」
東莞市は長年、「性の都」と呼ばれ、GDPのうち、性産業の占める割合は14パーセントに達します。
ネットには、こんな皮肉の声がありました。「性産業に従事する女性の多くが、旧正月で帰省している間に取り締まったのは、さすが東莞市政府だ。GDPを減らすことなく、中央テレビで無料のCMを流せた」。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/02/11/atext1059969.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/工)